選手権を彩る注目タレントを一挙紹介!左から森重(日大藤沢)、小林(大津)、福田(神村学園)、オウイエ(日体大柏)。(C)SOCCER DIGEST
ビッグトーナメントが12月28日にいよいよ開幕!
第101回全国高校サッカー選手権が、いよいよ12月28日に幕を開ける。
本稿では、高校サッカーダイジェストが厳選した今大会の注目タレントを紹介。将来有望な逸材たちは、一年の集大成となる檜舞台でどんなプレーを見せてくれるか。初回となる今回はFW編だ。
――◆――◆――
【高校サッカーダイジェスト厳選/選手権注目タレント】
Part.1 FW編
No.01
塩貝健人
しおがい・けんと
國學院久我山(東京)/3年
地区予選では、インターハイ準優勝の帝京から2ゴールを決めるなど計8発。非凡な得点力に加え、前に出る力は抜きん出ている。今大会はFWにタレントがひしめくが、得点王のチャンスは十分。主役の座を奪いに行く。
No.02
福田師王
ふくだ・しおう
神村学園(鹿児島)/3年/ボルシアMG入団内定、U-19日本代表
誰よりも動き出しを繰り返し、DFに掴まれても強引に前へ出て足を振り抜く。そして圧巻の高さからヘッド……。ドイツ挑戦を決めた高校最強FWは、同郷の大迫勇也のような“半端ない”活躍で得点王と優勝を勝ち取る。
No.03
出口遼人
でぐち・はると
芦屋学園(兵庫)/3年
初出場校の左利きのエース。キープ力が非常に高く、スピードに乗ったドリブルや抜け出し、絶妙なスルーパスも武器だ。ボールが入ると、何かを起こしそうな空気感の持ち主。FWスコット龍らと攻撃を牽引し、躍動する。
No.04
野田駿人
のだ・しゅんと
山梨学院(山梨)/3年
タッチライン際やゴール前の動きで観衆を唸らせる10番。切り返しを交えたドリブルでマークを外し、決定的な一撃を蹴り込む。先輩でもある兄・武瑠は10番を背負った2年前の選手権で日本一。今大会、弟が兄に並ぶ。
No.05
小林俊瑛
こばやし・しゅんえい
大津(熊本)/3年/U-19日本代表
チームのシュート数がゼロに終わった“屈辱の準V”から1年。191センチのセンターフォワードは悔しさを忘れずに成長を続けてきた。ポストプレーに守備と身体を張り、ゴールも連発。目標は“日本一”、「得点王にならないといけない」と意気込む。
15年ぶり出場の立役者、津工の主将を要チェック!
No.06
原田優汰
はらだ・ゆうた
盛岡商(岩手)/2年
仙台などで活躍した中田洋介監督が、「アイツが真ん中にいたら、相手も嫌だと思う」と評するレフティ。柔らかい身のこなしのドリブルでボールを運び、強烈な左足でクロス、シュートを撃ち込む。憧れるのは家長昭博だ。
No.07
髙足 善
あたかし・ぜん
前橋育英(群馬)/3年
インターハイ決勝でチームを13年ぶりの優勝へ導く決勝点。大会初ゴールに「10番としての意地を見せられた」と喜んだ。絶えず予測と動き出しを連続させる158センチの小さなエース。今冬は1試合1点以上、毎試合結果を求める。
No.08
庄司壮晴
しょうじ・まさはる
津工(三重)/3年
「チームが盛り上がるプレーはいつもしたいと思っている」。15年ぶり出場の立役者となった主将は仲間が苦しい時に走り、競り合うことができる。地区予選決勝で2得点。選手権本番でもゴールでチームを盛り上げる。
No.09
オウイエ・ウィリアム
日体大柏(千葉)/3年/柏入団内定
中学時は主にSB。昨冬のFW転向後に飛躍を遂げた。恵まれた体躯と速さも魅力だが、柔らかいボールタッチ、また逆サイドの選手を見逃さずに配球する視野の広さが印象的。ワンチャンスを逃さず決めて勝ち上がる。
No.10
小湊 絆
こみなと・つな
青森山田(青森)/3年
日本一に輝いた前回大会は3得点。万能型のストライカーは今季、伝統の10番を託された。結果が出ずに悩む時期もあったが、苦戦を強いられた地区予選決勝で延長後半に決勝点。自信をつけたエースが選手権連覇に挑む。
今大会屈指抜け出しの速さを誇る丸岡のエース
No.11
乗冨璃弥哉
のりどみ・りみや
龍谷(佐賀)/3年
鳥栖U-15時代に先発として日本一を経験。昇格を逃したものの、龍谷でエースFWへと成長を遂げた。180センチの長身を利したヘッドと、パンチのある左足シュートは注目。前線で収める力や味方を活かす力も秀でる。
No.12
山本吟侍
やまもと・ぎんじ
高川学園(山口)/2年/U-16日本代表
プロへ、代表入りへ、選手権でのアピールを誓う2年生ストライカーだ。浮き球を胸で収めて攻撃の起点となり、クロスをワンタッチでゴールへねじ込む。特長は力強さよりも精度やアイデア。FKを直接決め切る力もある。
No.13
小関晴人
おおぜき・はると
丸岡(福井)/3年
インターハイは日大藤沢戦で決勝点を決め、帝京戦でも2発。関東の強豪校相手にも活躍できる力を示した。縦へのドリブル、抜け出しの速さは今大会屈指。丸岡のエースは、相手のマークを越えて再びゴールを連発する。
No.14
森重陽介
もりしげ・ようすけ
日大藤沢(神奈川)/3年/清水入団内定
198センチを誇る、大会最長身のプレーヤーだ。努力で身につけたキック精度とスピード、さらに高さを活かしてゴールを破る。FWで先発して得点し、後半はCBで試合を締めることも。選手権で“二刀流”の価値を上げる。
No.15
岡田涼吾
おかだ・りょうご
近江(滋賀)/3年
DF登録ながら、1トップとして球際の強さや推進力を発揮し、泥臭く得点を決める。インターハイ予選敗退からより自覚が高まり、積極的な声がけなどでチームを変化させてきた。前田高孝監督からの信頼も厚いリーダーだ。
※日付けは代表決定日 ▽北海道・東北北海道予選:6月21日青森予選:青森山田(23大会連続26回目)岩手予選:遠野(5大会ぶり21回目)秋田予選:明桜(2大会連続6回目)宮城予選:東北学院(5大会ぶり10回目)山形予選:羽黒(3大会ぶり10回目)福島予選:尚志(13大会連続15回目) ▽関東茨城予選:6月18日栃木予選:6月17日群馬予選:6月18日埼玉予選:6月18日千葉予選:6月18日東京予選:6月17日神奈川予選:6月17日山梨予選:6月18日 ▽東海・北信越新潟予選:帝京長岡(2大会連続7回目)長野予選:松商学園(9大会ぶり15回目)富山予選:富山第一(2大会連続30回目)石川予選:金沢学院大附(初出場)福井予選:丸岡(4大会連続37回目)静岡予選:静岡学園(2大会ぶり8回目)愛知予選:東邦(8大会ぶり9回目)岐阜予選:帝京大可児(2大会連続8回目)三重予選:三重海星(...

※2023年6月1日時点 【高体連】▽帝京DF梅木怜(→FC今治)MF横山夢樹(→FC今治) ▽飯塚DF藤井葉大(→ファジアーノ岡山) ▽鹿児島城西MF芹生海翔(→藤枝MYFC) 【Jクラブユース】▽湘南ベルマーレU-18FW石井久継(→湘南ベルマーレ) ▽アルビレックス新潟U-18MF石山青空(→アルビレックス新潟) ▽名古屋グランパスU-18MF鈴木陽人(→名古屋グランパス) FW貴田遼河(→名古屋グランパス) 【その他】▽QUON FDMF高崎天史郎(→町田ゼルビア)...

金沢学院大附高がインターハイ初出場 [6.5 インターハイ石川県予選決勝 金沢学院大附高 2-1 遊学館高 金沢市民サッカー場] 令和5年度全国高校総体(インターハイ)「翔び立て若き翼 北海道総体 2023」男子サッカー競技石川県予選決勝5日に行われ、金沢学院大附高と遊学館高が対戦。FW櫻井鳳雅(3年)の2ゴールによって2-1で勝利した金沢学院がインターハイ初出場を決めた。 金沢学院は、準々決勝でインターハイに10大会連続出場中だった星稜高に1-0で勝利。星稜OBでザスパクサツ群馬のGKとして活躍した北一真監督はこう振り返る。「星稜高校さんに勝ったのに、次で負ければ伝統のある星稜高校さんの名に傷がつく。私たちスタッフは全員OBなので、優勝は至上命題だったと思っていた。星稜に勝った時は優勝しなければいけないと思っていました」。 「星稜に勝っても、優勝できないと意味がないと思...

※日付けは代表決定日 ▽北海道・東北北海道予選:6月21日青森予選:青森山田(23大会連続26回目)岩手予選:遠野(5大会ぶり21回目)秋田予選:明桜(2大会連続6回目)宮城予選:東北学院(22大会ぶり10回目)山形予選:羽黒(3大会ぶり10回目)福島予選:尚志(13大会連続15回目) ▽関東茨城予選:6月18日栃木予選:6月17日群馬予選:6月18日埼玉予選:6月18日千葉予選:6月18日東京予選:6月17日神奈川予選:6月17日山梨予選:6月18日 ▽東海・北信越新潟予選:帝京長岡(2大会連続7回目)長野予選:松商学園(9大会ぶり15回目)富山予選:富山第一(2大会連続30回目)石川予選:6月5日福井予選:丸岡(4大会連続37回目)静岡予選:静岡学園(2大会ぶり8回目)愛知予選:東邦(8大会ぶり9回目)岐阜予選:帝京大可児(2大会連続8回目)三重予選:三重海星(8大会ぶり4...

※日付けは代表決定日 ▽北海道・東北北海道予選:6月21日青森予選:6月5日岩手予選:遠野(5大会ぶり21回目)秋田予選:6月5日宮城予選:6月5日山形予選:6月4日福島予選:6月4日 ▽関東茨城予選:6月18日栃木予選:6月17日群馬予選:6月18日埼玉予選:6月18日千葉予選:6月18日東京予選:6月17日神奈川予選:6月17日山梨予選:6月18日 ▽東海・北信越新潟予選:6月4日長野予選:6月4日富山予選:6月4日石川予選:6月5日福井予選:6月4日静岡予選:6月4日愛知予選:6月3日岐阜予選:6月3日三重予選:三重海星(8大会ぶり4回目) ▽関西滋賀予選:6月10日京都予選:6月11日奈良予選:6月11日和歌山予選:6月11日大阪予選:6月10日兵庫予選:6月11日 ▽中国・四国鳥取予選:6月4日島根予選:6月3日岡山予選:6月11日広島予選:6月11日山口予選...

昨年度からの主軸であるMF長(手前)など昌平は攻守にタレントが豊富。やはり優勝候補日筆頭だ。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部) プレミアEASTでは暫定9位と低迷しているが… 全国高校総体(インターハイ)サッカーの埼玉県予選は6月3日、46校が参加して開幕する。新型コロナウイルス感染拡大で2020年度大会が中止になったほか、この2年間は原則無観客で開催されたが、今回から制限がなくなった。決勝は6月18日にNACK5スタジアムでキックオフされ、優勝校が本大会(7月29日~8月4日/北海道旭川市)の代表権を獲得する。 全チームの標的となる昌平が重圧をはね返して2連覇を果たすのか、それとも力のある宿敵や伏兵が立ちはだかるのか。今回もまた、一番の見どころはそこに尽きる。 才能豊かな個の能力が屋台骨となり、洗練された組織力を形成するのが昌平の強みだ。昨年度の全国高校選手権を...

[5.29 関東高校大会Bグループ決勝 実践学園高 1-0 日大藤沢高 AGFフィールド] 29日、第66回関東高校サッカー大会(東京)Bグループ決勝が行われ、実践学園高(東京)が1-0で日大藤沢高(神奈川)に勝利。各都県2位チームによるBグループで優勝、関東大会3位という成績を残した。 ともに3連戦の3試合目。主力選手中心ではあったものの、インターハイ予選を控えていることもあって怪我を抱えている選手は大事を取り、新戦力にチャンスを与えるようなメンバー構成だった。 実践学園は前半、チャレンジしているビルドアップを日大藤沢に封じられる展開に。ボールを保持する時間は増やしていたものの、スイッチのパスをカットされてショートカウンターを食らうシーンが続いた。 前半、より多くのチャンスを作っていたのは日大藤沢の方。15分には注目左SB尾野優日(3年)の縦突破から10番MF安場壮志朗(...

関東大会優秀選手に選出されたCB山口春汰(修徳高3年、5番) [5.29 関東高校大会Aグループ決勝 八千代高 3-5(延長)修徳高 AGFフィールド] 高体連サッカー専門部技術委員会は29日、第66回関東高校サッカー大会(男子)Aグループ決勝後の表彰式で、同大会の優秀選手26名を発表した。 都県1位チームによるAグループで初優勝した修徳高(東京)からは、主将のDF島田侑歩(3年)をはじめ、決勝で劇的な同点ゴールを決めたDF平山俊介(3年)、いずれもチームの要であるDF山口春汰(3年)、MF小俣匠摩(3年)、FWンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄(3年)、FW田島慎之佑(3年)の6人が選出された。 山口は0-3から逆転勝ちした決勝のプレーについて、「前半、自分含めてDFラインの集中とかいつもと同じ入り方ができなくて3失点してしまって、その中でもしっかりと全力出し切っ...

※日付けは代表決定日▽北海道・東北北海道予選:6月21日青森予選:6月5日岩手予選:遠野(5大会ぶり21回目)秋田予選:6月5日宮城予選:6月5日山形予選:6月4日福島予選:6月4日:▽関東茨城予選:6月18日栃木予選:6月17日群馬予選:6月18日埼玉予選:6月18日千葉予選:6月18日東京予選:6月17日神奈川予選:6月17日山梨予選:6月18日▽東海・北信越新潟予選:6月4日長野予選:6月4日富山予選:6月4日石川予選:6月5日福井予選:6月4日静岡予選:6月4日愛知予選:6月3日岐阜予選:6月3日三重予選:三重海星(8大会ぶり4回目)▽関西滋賀予選:6月10日京都予選:6月11日奈良予選:6月11日和歌山予選:6月11日大阪予選:6月10日兵庫予選:6月11日▽中国・四国鳥取予選:6月4日島根予選:6月3日岡山予選:6月11日広島予選:6月11日山口予選:6月11日香川予選:6月1...

後半35+4分、神村学園高FW金城蓮央が待望の今大会初ゴール [5.27 インターハイ鹿児島県予選決勝 鹿児島城西高 0-2 神村学園高 OSAKO YUYA stadium] 勝利を決定づけた背番号11の下へ、赤い波が押し寄せて来た。後半35+4分、神村学園高はU-16日本代表MF福島和毅(1年)を起点にU-17日本代表MF名和田我空(2年)、U-17日本代表左WB吉永夢希(3年)と繋ぎ、最後は吉永のラストパスをU-17日本高校選抜FW金城蓮央(2年=神村学園中出身)がスライディングシュートでゴールに押し込んだ。 2-0。勝利を確信した応援団がスタンドからゴール裏へとなだれ込む。金城は笑顔で走り出したが、途中で涙が溢れ出し、仲間たちが駆け寄った時には手とユニフォームで涙を必死に抑えていた。「嬉しすぎて泣いてしまいました。自分、FWですけれども、ずっと無得点だったので。ベンチ外のメンバー...



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