フェリックスが7年契約の完全移籍でチェルシー復帰!「僕は1つの場所に定着する必要があった」
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 チェルシーは21日、アトレティコ・マドリーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)が完全移籍で加入することを発表した。契約期間は2031年までの7年間。約1年ぶりのチェルシー復帰となる。

 

 フェリックスは2019年7月にクラブ史上最高額でベンフィカからアトレティコへ完全移籍。しかし、出場機会の減少やディエゴ・シメオネ監督との確執報道などもあり、2023年1月にシーズン終了までの契約でチェルシーに期限付き移籍した。

 

 その後、2023年9月に1年契約でバルセロナに期限付き移籍。バルセロナ側はレンタル延長を望んでいたと伝えられたが、シーズン終了後に退団していた。

 

 イギリス『メトロ』によると、フェリックスは「チェルシーとバルセロナという2つのレンタル移籍を経て、僕は1つの場所に定着する必要があった。チェルシーほど僕にとって良い場所はない。輝ける完璧な場所だと思う」とし、復帰の喜びを語っている。

 

「プロジェクト、クラブ、リーグ、ファン、ここで過ごした大好きな時間。結果はともかく、ここにいた時は本当にいい気分だった。戻ってこれて本当に嬉しい」

 

「試合に対する認識や、ボールが届きやすいスペースなど、多くの点で選手として成長できた。自分の試合のビデオを見て、それを理解するようにしている」

 

「前にここにいた時から、僕はちょっと変わったんだ。僕は今24歳だ。11月で25歳になる。選手として成長したような気がする。年齢を重ねるのは当たり前のこと。プレミアリーグへの準備はより整った」

 

「自分のベストシーズンはこれからだと感じている。それは間違いない。最高の年はまだこれからだ。そして今年はいい年になりそうだ。今、僕はホームに定住(完全移籍)できているし、ホームを楽しむことができるから」

 

 チェルシーでは昨季限りでマウリシオ・ポチェッティーノ前監督が退任し、新たにイタリア人のエンツォ・マレスカ監督が就任した。

 

 フェリックスは新指揮官が実現させたいプレースタイルや方法論に自分が適していると確信している。

 

「僕のプレーに完璧に合うだろうね。ゴールとアシストという自分のベストをチームとクラブに捧げたいんだ。今季はできるだけ多くの試合に出場し、チームとクラブが再び世界の頂点に立つ手助けをしたい。チェルシーはもっと上にいる必要がある」

 

 続けて「今季は大きなシーズンにしなければならない。そして僕自身もチームを助けるため、自分のベストを尽くすつもりだ」と覚悟を示した。

 

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