192cmの2年生DF白濱聡二郎が決勝ヘッド弾!! C大阪U-18、“扇原世代”以来13年ぶりクラセン決勝へ
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[8.1 クラブユース選手権準決勝 C大阪U-18 1-0 横浜FCユース 正田スタ]

 

 日本クラブユース選手権(U-18)大会は1日、群馬県の正田醤油スタジアムで準決勝を行った。第1試合ではセレッソ大阪が横浜FCユースを1-0で破り、MF扇原貴宏やFW杉本健勇らを擁して2度目の優勝を果たした2009年以来13年ぶりの決勝進出を決めた。決勝戦は3日、午後6時から行われ、柏レイソルU-18対横浜F・マリノスユースの勝者と対戦する。

 

 今大会最多の13得点を記録しているC大阪と、今大会最少の1失点しかしていない横浜FCによる“ほこたて対決”。試合は立ち上がりから3-4-3の布陣を活かした横浜FCが4-3-2-1のC大阪を押し込み、主導権を握っていった。

 

 横浜FCはサイドを幅広く使うビルドアップでC大阪の出足を緩め、左ウイングバックMF高塩隼生(3年)の推進力を活かして攻撃を展開。前半3分には深く攻め込んでの二次攻撃からMF清川遥(3年)が惜しいミドルシュートを放った。さらに同5分、横浜FCは高塩の果敢な縦パスをMF井上輝(3年)が受け、スルーパスにFW須田龍心(2年)がフリーで反応。ところがGK春名竜聖(3年)の股下を狙った左足シュートはわずかに触られ、枠外に外れた。

 

 苦しい展開が続くC大阪は前半12分、MF皿良立輝(2年)の縦パスが主審に当たってドロップボールとなると、主審の手からボールを受けた皿良は左足ボレーで果敢にミドルシュート。するとその後はC大阪が息を吹き返し、4-4-2のマンツーマン気味に守る横浜FC守備陣を押し込むと、同15分には皿良の右CKからDF白濱聡二郎(2年)に飛び込む場面もつくった。

 

 前半22分に暑熱対策のクーリングブレイクが取られると、その後はC大阪がプレッシングの勢いを強め、同30分に決定機。MF和田健士朗(3年)の浮き球スルーパスからMF伊藤翼(3年)がエリア内右を打開し、強烈なシュートを放った。だが、これはGK西方優太郎(2年)がファインセーブ。さらに跳ね返りを狙った皿良、FW末谷誓梧(3年)、伊藤が立て続けに詰めるも、いずれも横浜FC守備陣にブロックされた。

 

 そのまま0-0で後半へ。C大阪はFW緒方夏暉(3年)に代わってFW金本毅騎(3年)、横浜FCは須田に代わってFW守屋颯人(9年)と互いにストライカーを投入し、そこにボールを集めていく。後半12分、C大阪は最終ラインの背後に抜けた末谷のパスから金本が狙うも枠外。同13分には横浜FCのDF池谷銀姿郎(3年)にプレッシャーをかけた末谷がボールを奪い、振り向きざまに右足シュートを放ったが、GK西方に阻まれた。

 

 それでもこのプレーで獲得した左CKからC大阪がスコアを動かした。後半14分、キッカーを務めた和田はニアサイドに蹴り込むと、そこに反応したのは2年生ながら192cmの長身を誇る白濱。池谷の追走を振り切りながらの完璧なヘディングシュートでニアポスト脇を打ち抜き、ついに均衡を破った。

 

 その後もC大阪が優勢を保ったが、後半28分に横浜FCもチャンス。高塩からのパスを受けた井上が華麗なルーレットからスルーパスを送り、守屋がこれに抜け出した。だが、このシュートが春名に阻まれると、二次攻撃から顔を出したMF清水悠斗(3年)のミドルシュートもDF川合陽がゴール前でブロック。C大阪守備陣も高い集中力を見せた。

 

 横浜FCユースは後半36分、3枚替えを敢行すると、直後の同37分、投入されたばかりのDF林賢吾が左サイドからカットインし、ミドルシュートでGK春名を強襲。そこで193cmの長身DFヴァンイヤーデン・ショーン(3年)と池谷をともにを前線に上げ、リスクを負ったパワープレー攻勢をスタートした。

 

 クーリングブレイクが取られた影響もあり、後半アディショナルタイムは6分。横浜FCは同1分、ヴァンイヤーデンのパスを受けた守屋が川合に倒され、ゴール正面でFKを獲得した。だが、これが不発に終わると、ラストプレーの守屋のヘッドも枠外へ。そのままタイムアップを迎え、セットプレー1発で先制点をもぎ取ったC大阪の決勝進出が決まった。

 

(取材・文 竹内達也)

 

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