【第100回選手権】茨城決勝は鹿島学園が明秀日立を下して“最後の切符”を獲得!全都道府県の出場校一覧!
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12月28日に開会式&開幕戦

 

 

 12月5日、第100回全国高校サッカー選手権の茨城決勝が開催され、鹿島学園が明秀日立との激闘を制し、“48番目の切符”を獲得した。

 

 インターハイの決勝でも対戦した両雄による一戦は、序盤から激しい攻防が繰り広げられた。明秀日立は主将のCB長谷川のロングフィードを軸に攻撃を展開し、右サイドハーフの山田やFW根本がゴール前にボールを運んでいく。一方の鹿島学園は左サイドハーフに入るレフティー山口の突破力と正確なキックを活かしながら、サイドから攻め込む。しかし互いに決定機を作れず、前半はスコアレスで終えた。

 

 迎えた後半も一進一退の攻防が続き、なかなかゴールは生まれない。球際での競り合いが苛烈さを増すなか、ついにスコアが動く。後半32分、鹿島学園は右サイドの鈴木のロングスローから、ゴール前の混戦で松村が左足のハーフボレー弾を放ち、豪快に均衡を破った。

 

 その後は明秀日立が押し込む展開となったが、鹿島学園はこれをなんとか耐え凌ぐ。アディショナルタイムのCKでは、明秀日立の大型GK谷口(J2岡山入団内定)を前線に送り出されたが、同点弾を許さなかった。リードを守り切った鹿島学園が1?0で明秀日立を下し、2年連続10回目の本大会行きを決めた。

 

 第100回の節目を迎える本大会は12月28日に開幕し、1月10日に決勝を実施。8年ぶりに新装なった国立競技場が使用され、開会式/開幕戦、準決勝、そして決勝の舞台となるのも注目だ。

 

第100回全国高校サッカー選手権大会
<出場決定校&各都道府県予選の決勝スケジュール一覧>

 

【北海道・東北】

★北海道
北海(2年ぶり11回目)

★青 森
青森山田(25年連続27回目)

★岩 手
専大北上(2年ぶり2回目)

★宮 城
仙台育英(5年連続36回目)

★秋 田
秋田商(2年ぶり46回目)

★山 形
羽黒(3年ぶり8回目)

★福 島
尚志(2年ぶり12回目)

 

【関東】

★茨 城
鹿島学園(2年連続10回目)

★栃 木
矢板中央(5年連続12回目)

★群 馬
前橋育英(2年ぶり24回目)

★千 葉
流経大柏(3年ぶり7回目)

★埼 玉
西武台(11年ぶり4回目)

★東京A
堀越(2年連続4回目)

★東京B
関東一(2年連続4回目)

★神奈川
桐光学園(3年ぶり12回目)

★山 梨
山梨学院(2年連続8回目)

 

【北信越】

★新 潟
帝京長岡(4年連続9回目)

★富 山
富山一(7年連続32回目)

★石 川
星稜(2年連続30回目)

★福 井
丸岡(4年連続32回目)

★長 野
市立長野(初出場)

 

【東海】

★岐 阜
帝京大可児(3年連続8回目)

★静 岡
静岡学園(2年ぶり13回目)

★愛 知
中部大一(初出場)

★三 重
三重(4年ぶり2回目)

 

【関西】

★滋 賀
草津東(2年ぶり12回目)

★京 都
東山(2年ぶり4回目)

★大 阪
阪南大高(6年ぶり2度目)

★兵 庫
滝川二(4年ぶり21回目)

★奈 良
奈良育英(10年ぶり14回目)

★和歌山
近大和歌山(12年ぶり8回目)

 

【中国】

★鳥 取
米子北(12年連続17回目)

★島 根
大社(2年連続11回目)

★岡 山
岡山学芸館(2年ぶり4回目)

★広 島
瀬戸内(3年ぶり2回目)

★山 口
高川学園(3年連続27回目)

 

【四国】

★香 川
高松商(4年ぶり24回目)

★徳 島
徳島商(11年ぶり40回目)

★愛 媛
今治東(2年ぶり2回目)

★高 知
高知(2年ぶり17回目)

 

【九州】

★福 岡
東福岡(2年連続22回目)

★佐 賀
佐賀東(2年連続12回目)

★長 崎
長崎総科大附(2年ぶり8回目)

★熊 本
大津(3年ぶり18回目)

★大 分
中津東(7年ぶり5回目)

★宮 崎
宮崎日大(2年連続2回目)

★鹿児島
神村学園(5年連続9回目)

★沖 縄
西原(31年ぶり4回目)

 

※日程は変更になる場合があります。

 

構成●高校サッカー

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